「チームなつか」の山登り 続き
とりあえず 浅間神社の頂上まで歩いてみる?のお気楽散歩が始まり
頂上についたら そこに座っていたお爺ちゃんがこう言いました
『この先は、山あり谷あり、地獄もあるし、城跡もある。菜園みたいなのもあるけど、狭い細道。そんな簡単には行けないよ。このまま来た道を引き返して山を降りるのが一番良い!この先は やめときなさいな』と。
また別のお爺ちゃまが 『年に2〜3人は怪我人がでるよ。この前なんて、救急が上がっきて、大変だったんだから!』と ニヤニヤしながら、話しかけてきた
周りにいたお爺ちゃま みーんな ニヤニヤしながら、話しをききながら、うなずいてる
このニヤニヤを 「これは、うちらを からかってるんだな!年に2、3人も怪我人が出るほどのコースである訳ないさ!小学生の遠足コースだもの。何も知らないと思って、このお爺ちゃま達は うちらを からかってるのね!」と考える楽天家ナツカ
そして、相棒は 人生冒険がモットーの楽しく生きる天才マーサ
「じゃ、なんかあったら、大声だすから助けにきてねぇぇ〜」と軽く談笑していたら、そのお爺ちゃんは、いきなり免許証みたいのを取り出して
『任せて!俺、山岳救助の資格持ってる、あ、いい人がきた、この人についていきなさい!』と見も知らぬおじさまをガイドに任命
こうなれば、来た道をひきかえすなんて出来ないわ‼︎ 先に進むわよー!と、ヘラヘラして歩き出したけど、お爺ちゃん達は正直者でした
のぼったり、くだったり、地獄もみた、城跡もみた、
茶畑も鳥のさえずりみも、、高い空も澄んだ新緑の香も味わったけど、会話できないくらいの息切れコース
ガイドのおじさまに「私達は天徳院へ降りる」と10回は伝えた
すれ違う山仲間にも、『天徳院は地蔵を右だよ!』とアドバイスされてた
私達も地蔵を前に 「右へいきます」と伝えたけれど、ガイドのおじさまは 左へ進む
『一本杉まではすぐだから。僕も一本杉で降りるから大丈夫、ついておいで!』と。
楽天家ではあるが、さすがに、、右ではない道を進むのは間違ってると思いつつ、ここまでガイドしてくれたおじさまに 反旗をひるがえせず、『すぐそこ』と言われてた一本杉まで行き、一般道を歩いて天徳院まで戻ろうとマーサと腹をくくりました
すぐそこじゃないぢゃん! ハンパない山道のアップダウン 途中でコケた 年に2、3人怪我する1人になるとこだったぢゃーん
しかし、茶臼山から見下ろした静岡は素晴らしく、、、
右が正解とわかっていながら、左に進んだ先は ハードだったけど、左にいかなければ見えなかった景色と達成感に なんだか いまの自分の人生が重なりあった気がしたなー
最終的には、すんごーい山の上の道路にぶつかり、急な車道の坂を 延々と降りていく末路にビックリしながらも、始終 マーサと笑いながら3時間近く歩いてました
人生を楽しむことに長けてるマーサといると、常に新しい発見と冒険に満ちています
こんなに心強い仲間が、チームナツカの心臓部としてナツカを支えてくれています
全く山道をあるく予定もなかったのに、見知らぬ人との出会い、見知らぬ人との会話から、思いもかけない体験をする
なんか、これからの人生を歩むヒントを得たような1日でした
さ、長い休息から そろそろ 目を覚まして 新たな世界 有森なつかの第二章の始まりです
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